高卒後、働きながら准看護師から正看護師になるまで①

看護、仕事

今回は高卒から正看護師になるまでの道のりについて書いていこうと思います。

私は高校卒業後、病院勤務し介護職で働きながら准看護師の資格を取得しました。その後、准看護師で病院勤務をしながら正看護師の資格を取得しました。

現在、病院勤務をしています。

長い道のりでした(^-^;

准看護師と正看護師の違い

免許、受験、業務について。

・准看護師の免許

准看護師は都道府県知事発行の免許です。

・准看護師の受験

2年間准看護学校の教育課程を終了後、受験資格を取得できます。

学校にもよると思いますが、准看護師の資格を受験する場合1か所だけではなく2か所受験をできます。例えばA県とB県その年合計2回受験するチャンスがあります。A県とB県は県が違うため、違う県まで受験しに行く必要があります。もし、A県の受験で合格しB県が不合格だとしても、A県とB県のどちらか片方が合格になれば准看護師になることができます。

・准看護師の業務

医師や看護師の指示に沿って看護や診療補助を行います。

・正看護師の免許

正看護師は厚生労働大臣が発行する免許です。国家資格になります。

・正看護師の受験(准看護師の資格を取得後)

准看護師の資格を取得してから、正看護師になるには3つの方法に分かれています。

1つ目は2年過程(全日制)

2つ目は3年定時制(昼間・夜間)←私は定時制で資格を取得しました。

3つ目は通信制。准看護師で7年以上の実務経験が必要です。

そのうちのいずれかの看護専門学校の教育課程を終了後、受験資格を取得できます。

正看護師の受験は年に1回だけの受験のチャンスになります。

・正看護師の業務

准看護師と正看護師は仕事内容が同じですが正看護師は自らの判断で業務を行うことができます。

高校卒業後、介護職をする

高校卒業後、病院勤務で働きながら資格取得を目指しました。

①まず、働く病院を決めます。

私は小さいときから看護師になることが夢だったので、それを知っていた近所の方が勤めている病院を紹介してくれました。

働きながら資格を取得することができると近所の方が教えてくれました。

医師会に所属している病院は准看護師の学校に比較的に入学しやすいとのことでした。

現在は、そんなこともないようですが…

病院を面接する前に、働きながら看護学校に通いたいことを伝える必要があります。

②病院初出勤

10代で初めての社会人として勤務でした。アルバイトとは違う緊張ですね(笑)

身だしなみにも注意が必要です。髪色が明るすぎにはしないこと。ピアスは外せるなら外すしておいた方が無難だと思います。

初出勤時必要なものは、病院で言われているものの準備をします。制服、靴、書類など…

あと、メモ帳と筆記用具です。

制服のポケットにメモ帳とボールペンを入れましょう。

シャーペンだと折れてシャーペンの芯がどこかに飛んで行ってしまうので。

考えすぎたと思いますが(^-^;

みんなの前で自己紹介があるので簡単なあいさつ文を考えておいた方が良いと思います。

私は人前だと頭が真っ白になるタイプだったので…

あとは、発言する時はハッキリとした方が良いと思います。

小さい声でボソボソ話しても聞こえづらいので。声が大きすぎても良くないので加減が難しいかもしれません。

オリエンテーションではメモをしましょう。覚えることが沢山あります。

気になったことはメモをしてまとめて質問するか、その場で質問するかと思います。説明の途中で遮るようなことはしないようにした方が良いです。状況に応じてになるかと思います。

③病院勤務

私が勤務していた介護の仕事は、おむつ交換、トイレ介助、着替え、移乗、食事介助、入浴介助などでした。

介護職は心身ともきつい仕事だと思います。

おむつ交換は衝撃的でした。やるとは分かっていましたが、抵抗があるかもしれません。

しかし、慣れます!食事中にでも便のこととかも話せるようになります(^^;)

手袋をしてても感触が…マスクをしていてもニオイが…

と思いますが、しばらくするうちに慣れていきます。

最初は衝撃的かもしれませんが、私の周りでは慣れなかったという話は聞いたことがありません。

あと、患者さんを抱えての移乗が大変でした。体格がよい方の移乗になるときは、ほとんどの場合2人介助でした。場合によっては自分より重い方を抱える必要がありました。

人を抱える経験なんてないので、まずそこから緊張でした。身体を密着させるので。

大変なこともたくさんありましたが褒めらて嬉しいこともたくさんありました。

また、私のように准看護学校を受験する同期の方もいるので相談しあいながら働いていました。

准看護学校受験

願書を記入していきます。

自己PRの欄は下書きを自分で書いてから師長さんに添削してもらいました(^^;)

そして、提出します。受験票が届くので、受験当日まで勉強です。

受験し、無事に合格することができました。

准看護学校に通いながら働くことの生活が始まりました。

介護職をしながら准看護学校に通う

病院勤務しながら学校に通う生活です。

スケジュール 

・平日(学校がある日)、日勤

朝8時から12時:病院勤務

12時から13時:制服から私服に着替えて、昼食、車で約30分かけて学校に登校

13時10分から16時20分:授業

16時25分:車で病院に戻る

17時までに制服に着替えて病棟に戻る

17時から19時:仕事

車で登校は学校から認められていました。学校にはもちろん駐車場はないので、学校の近くの駐車場を借りていました。

・平日(学校がない日)、土日祝

8時30分から1日勤務。常勤の方と同じです。

・平日(学校がある日)、夜勤

13時10分から16時20分:授業

16時25分:車で病院に戻る

17時から9時まで勤務

本当に1日休みは月に数日のみでした。

平日に仕事がなくても学校はあるので。

貴重な数日の休みは体力があったので1日休みは友人と遊んでいました。

年齢が同じ同級生は月に数日遊ぶ私と違い、Facebookで遊びまわっている投稿があげられていたので、辛くて見ることができませんでした。

自分で選んだ道なのにへこんでいました(^^;)

准看護学校に通う人はどんな人?

私が通っていた学校では

高校卒業してすぐに通う人

シングルマザーの方

社会人経験がある方

大学に卒業して就職した後に、就職先が合わなかった方

フリーターだった方

子供が大きくなった専業主婦の方

中卒でしばらく働いている方

病院で介護士として働いていたが看護師になるように勧められた方

など様々な経歴を持っている方がいいました。なので10~50代と年齢層も幅が広いです。

男性も一割ほどいたと思います。

まとめ

今回は高校卒業して准看護学校に通うまでを書いてみました。

次回は学校での人間関係、授業、テストなどについて書こうと思います。

准看護学校に興味がある、働きながら看護師の資格が欲しい方たちに役立てることができれば幸いです。

ブログを読んでもらい、ありがとうございました。

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